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『天使のたまご 4Kリマスター』のドルビーシネマ上映を記念して、押井 守監督が舞台挨拶に登場。 “40年という時間との勝負に勝った作品” への思いを語った - Stereo Sound ONLINE online.stereosound.co.jp/_ct/1

35mmフィルムって、皆さんが考えるはるかに多くの情報量があるんですよ。4Kといえども全部を出しているわけじゃない。ネガフィルム原版は粒子の化学反応で成立しているから、その中からどれだけの情報量を取り出せるかはその時代の技術によって変わる。

そこまで本作に入れ込んでいたことについて問われると、「やってみたかったからっていうことだし、あともうひとつは自分なりにアニメーションっていう技法に自信を持ち始めた時期だったんです。今までのアニメーションと全然違う、ストーリーとかキャラクターに依存しないで映画を作ってみたいと。そこまでの表現力を当時のアニメーションが持っていたかどうかはよくわからないけども、やる価値はあると思ったんです」と話してくれた。

「『〜ビューティフル・ドリーマー』って、映画としてはまあまあ成功した部類で、なおかつビデオがたっぷり売れたことで、ある意味、私自身が天狗になっていたんです。不思議な話とか変な映画を作っても、多分見てもらえるんじゃないかっていう。なおかつ、今ならこれがやれると思ったんです」

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