10年後、ガンダムやエヴァは生き残っているか──鶴巻和哉監督が見つめるロボットアニメの未来
news.yahoo.co.jp/articles/b4fb

僕が子どもの頃には、バイクや自動車が憧れとしてありました。その延長線上に、一足飛びに大人に至り、さらに大人に勝る道具として「操縦できるロボット」という存在があったと思うんです。でも、今の若い世代にはそれが必要ないんだろうなと思う。現在のマンガやアニメを見ても、主人公達は、魔法や超能力でもっと直感的に大人に勝るスーパーパワーを行使している。ゲームでコントローラーを駆使すれば、画面上のキャラクターを自在に操作できる。もう、それで十分なのかもしれない。彼らにはロボットに乗る意味がわからないのではないかと思うんです。今はまだ、バイクや車に憧れた世代がギリギリ現役ですが、あと10年も経ったら『ガンダム』シリーズも生き残れないかもしれない。『エヴァンゲリオン』シリーズを作りながら感じていた、ロボットの意味をアップデートする必要性を改めて感じています。

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鶴巻監督、優しい人柄か作品テーマなどを結構色々語ってくれてます。

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