「Firefox」興亡史:一時代を築いたブラウザーの歴史と衰退 - ZDNET Japan
https://japan.zdnet.com/article/35213748/
それでもNetscapeのコードが公開されたことは事実であり、Mozilla Projectは、そのソースコードを元に、インターネットのさまざまなアプリケーションに利用できる汎用クライアントを作った。また2002年には、そのクライアントが純粋なウェブブラウザーである「Firefox」に生まれ変わった。この年には、インターネットユーザーの90%以上がIEを使用していた。
しかし、Firefoxはその状況から順調にシェアを拡大していく。まずNetscapeの愛用者や、オープンソースや「Linux」のファンがFirefoxに移行し、その後時間が経つにつれて、多くの人に支持されるようになった。2010年の夏には、Firefoxのシェアが最高記録である34.1%に達している。
しかし、それからは下がる一方だ。