うわーシン・シリーズのカラグレ大変そう。
『シン・ウルトラマン』UHD BD、監督も「劇場と同じ」と太鼓判! こだわり満載の制作過程を聞く (1/5) - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/interview/article/202304/08/927.html
まさにカメラの混在が一因ですけど、iPhoneの画に「そのままの雰囲気でいいよ」と言われたとしても、直前までのカメラと編集で繋がった時に、「どう見てもiPhoneの映像でしょう」と気付く違和感があれば調整を掛けたい。その画が創作上の「狙い」であれば良いのですが、「今変な画があったな」と思われたら、その段階で観客が1回スクリーンから出てきちゃうんですよね。没入感が削がれてしまう。
僕は観客にそうさせたくないので、「これは(画の雰囲気を)揃えたほうが良いと思います」というような事も言ったりしました。そういった感じで特殊なカメラを使った撮影で、画調をそのままにする意図が汲み取りづらい場合には、進言した上でメインカメラ(シネマカメラ)のルックに基本は合わせています。
「人間の目はHDRにまだ順応できていない」
タイトルは伏せますけど、洋画でHDRをフル活用した作品を観た際には、すごく疲れてしまいましたね…。明暗差が激しい映像が目の前で何度も繰り返されて、肩が痛くなって…(笑)。その経験の中で「映画館の中でこのスペックを使い切るには、2時間は長いな」という学びを得たりもしました。