『砂の惑星』で担当した特殊スーツづくりは、学校ではやっていない分野だったので見よう見まねでした。でも、いろいろなパーツを分担してつくるうちに仕組みが分かってきて。「ひとりでも全部つくれそうだな」と思うようになったとき、たまたまチーフが休んでいた日があって、一体まるごとつくらせてもらえたんです。
翌日チーフに見られて、怒られるかと思いきや「日本人って本当に器用だね」と褒めてもらって。私は言われたことを素直に真似るのがうまかったのかもしれません。そのチーフには、『砂の惑星』の撮影が終わったあと『ゴーストバスターズ』の制作チームにも誘っていただきました。
日本特殊メイク界のパイオニアが“運命”を感じたとき。「好奇心が人生を好転させた」|江川悦子の履歴書 - ぼくらの履歴書|トップランナーの履歴書から「仕事人生」を深掘り!
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