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“樋口:もちろん、プリヴィズを作ることによって最低ラインは見えるし、問題点もあぶり出される。でも、プリヴィズを作り込んだりはしないわけです。そこに凝るのは現場主義の逆だから。現場で起きる偶然を取り入れることで、熱量が上乗せできてグルーヴ感が生まれる。自分の中ではそう信じてきたし、結果を残してきたつもりだった。現場から先こそが、完成に向けての重要なステップだと。

ところが、庵野さんはプリヴィズから先に足されるものに懐疑的になった場面が多かった。「ノイズ」と思われたのは、結構ショックでしたね。俺らの感覚では、プリヴィズになくて現場にあるものを、どうやって自分たちのものにしていくか、それが戦いです。でも、庵野さんは足されたものが許せないから、切り捨てるしかなくなる。宝になる可能性を全部捨てるのは、あまりにももったいないと思うんですけど。”

『シン・ウルトラマン』のプリヴィズを考察(庵野秀明と樋口真嗣の違いについて) - ひたすら映画を観まくるブログ

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