LKFSの説明や、ダイナミックレンジについて、間違いが多すぎる!
itmedia.co.jp/news/articles/20

「最小可聴値をゼロと規定し、数字がマイナスに振れるほど音が大きく感じる」ではなく、(LKFSのゼロをちゃんと説明するのは難しいけど)デジタル領域での計算だからFS基準と付けているので最小可聴値とは違うし、マイナスになるほど音は小さく感じるはず。

記事中で「ラウドネスノーマライゼーションがかかった楽曲は、再生機器の音量を上げた場合でも、ただでさえ小さなダイナミックレンジがさらに小さくなり」とある。
ダイナミックレンジがdBで表されているとして、ラウドネスノーマライゼーションかけてもダイナミックレンジは変化しない、と思うのだけど。

もしラウドネスノーマライゼーションでコンプがかかるアルゴリズムを採用しているのであれば、ダイナミックレンジが小さくなるというのはわかる。(その場合は記事どおりのことが起こるかも)
ダイナミックレンジに関しては、もしかしたら僕が記事の書き手が意図したことを読み取れていないだけなのかもしれないけど、それでも不自然だと思う。

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そうか、16 bitでフルビットに入っている音源が6 dB叩かれたら(振幅が半分になったら)、実質15 bitぶんの振幅になってしまうので、そのせいでダイナミックレンジが下がる、ということはあるかー。

でもその場合、「高音圧の楽曲に対し、ラウドネスノーマライゼーションがかかった楽曲は」という文の前提条件としている高音圧の音源にはほぼ影響はないわけで……。
モーツァルト音源のような場合とは違うよね。

今後の音楽・映像制作にけっこう大きな影響のあることだと思ったので、つい過剰反応してしまった……。いかんいかん。

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グルドン

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