チームラボの出発点として「カメラのフォーカスが境界を生み、自分の身体と切り離された世界を作ってしまうのではないか」という疑問から始まった。
人間は言葉によって境界を作り、何かを切り落としてしまうが、世界はもっと連続的だと信じ、連続しているものを認識し、美しいと思えるようにしたいと語ります。(ボーダレス)
バイオルテックスの制作で「作品自体を作るのではなく、環境を作る」アプローチを取っていると明かします。これにより、環境が整うと自然に作品が存在し、逆に環境がなければ作品は成り立たないという関係性を生み出しています。
バイオルテックス京都の核心である「存在とは何か」を哲学的に掘り下げた。徳島の渦潮のように、水という同じ物質が連続性ある渦の形になると、人類が「うず」と名前をつけ、生命すら感じてしまう現象がある。エネルギーの秩序状態が違うだけで存在(作品)が生まれるという考えを持ち、京都の作品を通じて質量のない生命的なものを表現している。
https://youtu.be/ipptFQCDZT8?si=tx1Vk9tR1BVgOXJ-