そういう意味では、VR/ARデバイスというのは、半分タイムマシンのようなものを人類は作ってしまったのかも知れないな。
物理空間は時間の壁を越えられないけど、精神的な体験のみなら、「未来かも知れない時間空間」を一度見て体験が出来るということだから。
(現実と錯覚するレベルなら、現実で受ける場合に近い精神体験となる。)
明日、銀座へショッピングに行こう。という行動も仮想空間上でシミュレーション出来ているなら、その未来を見ていない自分よりは、上手な街の歩き方を、今日知ることが出来て、”明日を見ていない今日”よりは上手く出来るようになっているはず。
この世界線の精神的なレイヤーを、タイムラインを遡って先取り出来る、ような。