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この本とても良かった、
・スナップの誕生〜日本への浸透
・日本写真史上の作家(木村、土門、牛腸、森山、荒木、HIROMIX etc……〜最後は藤岡亜弥) とスナップ
・日本でのスナップの美学の変化

というのを通して、現代のスマホ社会でのスナップ文化みたいなものも考えられる感じ

amzn.asia/d/6QSYC09

現在、写真を撮る人たちが良くも悪くも「スナップ」という行為や言葉に影響されている写真の捉え方も変わってくるたいへん勉強になる本だった

スナップの本、図書館に返却する前にもう一度、全体をざっと読んだ。

論文ベースの本なのでちょっとだけ写真家の知識(といっても誰もが知っているような有名な写真家ばかり)があった方が良いとかはありますが、スナップ撮影が好きな人にはとてもお勧めです。

戦前戦後をはさんで門拳・木村伊兵衛の写真・時の政府・一般の写真愛好家との関わり方などとても面白かったです。
特に土門がスナップを本当は社会主義・共産主義的な文脈で語りたかったがうんぬんのあたり非常に興味深い。

また、盗み見的、強者側の視点、性的な視点、肖像権的な話はスナップが日本に紹介された戦前から問題視はされていて今の時代特有ではないとか、演出・非演出性、被写意識(撮られていると感じる意識)の話とかはスナップだけじゃなくて、vlogを撮る我々にも非常に重要な観点であると思いました。

amzn.asia/d/cqWIHZZ

mstdn.guru/@shinobu/1129634326

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