元光ディスクのピックアップ(CD,MD,DVD,BD)の開発者だった目からSHM-CD等の効果は
(1)ディスクの複屈折が少ない
→複屈折が少ないとディスクを透過反射することによるレーザー光の偏光状態の変化が少なくなり光検出器上での干渉によるノイズが小さくなる
(2)ピット(信号となる凹凸)のエッジがでる
→ピットのエッジが丸くなると(1)と同様に光検出器上の光の干渉パターンが変化する
→ノイズ
光ピックアップ単体の性能の評価はエラーレートでは簡単にできないので信号のジッター(ゆれ)で評価します。
上で述べましたように光の干渉の変化はノイズとなり評価ではジッターにでてきます(ジッター大→エラーレート大)。
したがってSHM-CD等に使われる材料を使用することによりエラーレートを下げ音質の向上が図れるものと考えます。
https://www.jas-audio.or.jp/journal-pdf/2009/01/200901_022-028.pdf