結果は、確かに区別がつかない。Appleが「事実上区別できない」と豪語するだけの実力はある。ただ、ホール残響に注意を向けると、ピアニッシモの音が消え入る瞬間の静寂との境目に発生する、わずかな空気の震えや、空間的な広がり感は、“素”の音源ファイルに分がある。とはいえ、こういうアコースティック音源による比較は、あら探しに等しい聴き方なわけで、スタジオ等で録音されたデジタル楽器やデジタル系エフェクトが中心の楽曲であれば、区別がつかないのではないか?
Amazonがハイレゾ音源のストリーミング配信に参入するというが、これだけの実力があれば、ハイレゾ配信は不要なのでは、と思わせるに十分だ。
Apple Digital Masters、AACでも「24bitスタジオマスターと区別つかない」は本当か?
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1908/26/news031.html