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攻勢限界点を超えたロシアの懸念 

アメリカからウクライナへの軍事支援が滞ってるいる間に東部を押し切れなかった。作戦の稚拙さもあるだろうけど、機会を活かすための物量を揃える事ができなかったという事で、独ソ戦でのドイツ軍がクルスク以降に大規模作戦能力を喪失したのと同じ。攻勢限界点を完全に超えている。
多分、昨年末から今年の春にかけての東部大攻勢の損失が致命的だったんだろう。武器弾薬は補充されるが人的リソースに限りがある武器弾薬が枯渇しでも人的リソースを強制的に創出出来るロシア。お互いに「負けないけど押し切れない」状態。この状態だと戦術的解決はなく、戦略、というか政治的にどちらが崩壊するかのチキンレースか。政治的理由から双方は局地的勝利を得ようとする。戦場で勝てないロシアは、欧米の離反と中国、北朝鮮の引き止めに集中するし、ウクライナはパトロンへの手土産が欲しい。
懸念点は長期戦を目指したロシアの軍事体力が、想像以上にはやく息切れしてきたこと。
その場合、戦線を再び停滞させるためには核兵器に頼るしかないが、今のプーチンの希望は長生き。そのサイコロ振れるのか?

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グルドン

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