以下、思想強め
いやそもそも一撃講和論なんていう夢想へ対して国家の命運を預けたことが大いに間違いである
当時の国際政治・経済観で言えばブロック経済が進行していた最中に、大東亜共栄圏を目指した点はまだ納得できる
例えばイギリスはスターリング・ブロック、フランスはフラン・ブロック、アメリカはニューディール政策及びモンロー主義でブロック経済を推進していたのは世界史を紐解けば明らかであり、明治維新から文明開化により欧米に習うことを覚えた日本が大東亜共栄圏を志向したのは無理もない話だからだ
当時の世界情勢で大東亜共栄圏を志向したのは理解できる。理解できないのは島国でありながら兵站を軽視するという戦略だ。意味不明すぎる
当時の兵站軽視をこき下ろすことで、現代の中国が手を伸ばす南沙諸島-台湾-尖閣諸島-沖縄の海路の重要性が逆説的に明確化し、第二次世界大戦後の指針のベースとなった大西洋憲章に端を発する現代の国連体制を肯定するかのような国際自由貿易を推進するTPPの大切さも国民は理解しやすくなる
日本は島国であり、海路防衛は日本に住んでいれば誰しも恩恵があり、海路とは日本の兵站なんだ