30代オタクが何へ強く影響を受けたかって、そりゃあ2ちゃんねるとFlash倉庫だろう
30代のオタクの師匠は宮崎事件以降に猛烈なバッシングを受けていた40代以上のオタクですよ
40代以上のオタクたちが、当時の表現を使うなら、リアルでは隠れつつバーチャルでは作品を公開してくれていたからこそ30代のオタクは信じたんですよ、神はネットに居ると
経験談として確かに親や姉貴はパソコンへ傾倒するボクを怪訝な目で見ていたような気がしなくもないけれど、そんなの関係なかったよね
ボクが何かを作ってネットで公開したり、友達へ見せたらスゲーって言ってくれるんだもの
40代以上の師匠たちと30代以下のボクたちの大きな違いって同世代の大半はリアルでも理解を示してくれたって部分が大きいように感じる
学生のときはやっぱり属性とか関係なしに面白いもんを作れるヤツがリアルでも圧倒的に強かったのよ
友達は理解してくれた、その果てがハレ晴レユカイだと思ってる
友達同士で集まってハレ晴レユカイを踊る、ついでに動画を撮ってネットへアップする
カラオケにアニソンやゲーム音楽が配信されてない
ニコニコ動画からニコカラを落としてPSPをカラオケ店に持ち込んで友達と歌う、ついでにネットへアップする
踊ってみた、歌ってみたというジャンル名が出来る前は仲間内で回して副産物としてネットへ公開していたんだ
当時の思考を振り返れば、世間一般がどう見てるかは知らんが、やってる俺達はスゲー楽しくて面白い
MAD動画もDTMだってそう、Flash動画の面白く楽しかった経験と記憶がなければ生まれてねぇよ
あのとき観たFlash動画みたいなものを自分でも作れると気付き知ったときボクたちは我慢できなくなっちゃっただけなんだよね、きっと