これどういう意味かと言えば金型って使えば使うほどに劣化するんです
つまり金型によって連続して成形された部品を検査する人が必要で、検査する人は「これ以上は金型を酷使すると規格外になるよ」と警告してくれる人でもあるわけです
検査する人がテキトーだと規格外部品を大量に製造してしまうし、金型のおかしくなった部分を修正するのも大幅になる
いくら腕の良い金型職人を招き入れても大規模修正しなきゃいけないのであれば腕の良い金型職人であっても修正に時間がかかる
修正している間、その金型は利益を生まないわけですから無駄になる
製造できない時間を無くすため予備の金型を大量に保持しておく必要が発生し、予備金型を作るのにもお金がかかる
おそらく中国では金型職人さえ腕が良ければどうにかなると考えて高待遇で腕の良い金型職人を雇っていたがそうではないと気付き始めたわけです
そこで1から10まで日本製にすりゃイケるだろうと考えての買収劇となっているんじゃないか?というのがボクの予想