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【CVJ Mirrorファーストインプレ総評】
・BA型ドライバ2基、ダイナミック型ドライバ1基というハイブリッド構成
・CVJは日本の中華イヤフォン界隈ではあまり注目されないが立ち位置としてはKZに対するCCAのようなものでCVJ製品の製造はTRNが行っている模様
・ハウジングは近年のイヤフォンとしては非常に小型でアルミ製、ビルドクオリティは良い
・Mirrorという製品名はその音質傾向を表現するためのものらしくドンシャリ傾向のある中華イヤフォンとしては鏡面のようなフラット
・ただし低音域をダイナミック型ドライバが担当しているためか低音域が少々前に出ている傾向があり音響製作のスタジオモニターイヤフォンとして使うには難がある
・比較するべきはSONY MDR-EX800STやSHURE SE215、そしてSHURE SE215 SPE-A
・上記のどれもがダイナミック型ドライバ1基のみの構成だがこちらはBA型とのハイブリッド構成というのが差別化部分、そして半額以下の価格
・音の分離感が良く上記のどれよりも低音域が出るのでSE215 SPE-Aの低音域が物足りない人に向く

· · SubwayTooter · 1 · 0 · 1

・音の分離感は高音域および中音域をBA型ドライバが担当しているためか特に良い
・低音域をダイナミック型ドライバが担当しているためか高音域および中音域にくらべてレスポンスと明瞭感が少々劣る、だから低音域をちょっと前に出したんだろうか?
・スマホなどでも十分に鳴らせるように一般的には16Ωが多いイヤフォン界隈でインピーダンスが非常に珍しい22Ωなのでヘッドホンアンプなどが無くスマホ単体だと音量が少々取りにくいがスマホ単体でも大音量にはなる程度の感度はある
・CVJ Mirrorはライブステージ上などでリズム隊の音をよく捉えるための、いわゆるステージモニター的な製品であると評価できる
・モニターライクな鳴りが好きでモニターヘッドフォン、モニターイヤフォンを一杯所有しているので、個人的には低音域がもう少し大人しいほうが良かった
・ただモニターライクな音が好きな人はかなり少数派なので、むしろCVJ Mirrorは万人向けの傾向があると言ってよく、リスニングイヤフォンとモニターイヤフォンの中間な鳴りが欲しい人は価格も安いので手を出しても問題ない
・最大の欠点は日本国内で新品が売っていないこと

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グルドン

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