CASIO CT-S1000VのMIDIの振る舞いの仕様が古いっていうのシンセに興味ない人に説明するの凄く難しいな
MIDI規格自体が古いのでみたいなリアクション貰ってるけど言いたいのはそうじゃないんだよなぁ
MIDI経由でNOTEトリガーONした際に、ボーカルシンセシス音色を鳴らすにはSysExを送信しなきゃボーカルシンセシス音色は鳴らず、実際に鳴るのは音色バンクの1番最初にあるピアノ音源しか鳴らないと言いたいんだけど伝わらない
わかりやすいと思ってProgram ChangeとかControl Changeと表現したんだけどシンセ興味ない人にはこの表現すらハイコンテクストだったかと反省している
この振る舞いはCT-1000V本体の液晶に表示されている音色には紐付けられておらず、CT-1000V本体の液晶がボーカルシンセシスモードになっていても単純にMIDIキーボード繋げて鍵盤弾くとピアノ音色しか鳴らないのよ
表示と操作と結果が相互に紐付いてる現代UIしか知らない今どきの子にコレはキツイでしょうって言いたいのだ
こういう表示と操作と結果が紐付いてないのってボクの記憶上は20年前くらいの鍵盤付きハードウェア音源で、ハードウェア音源の操作パネルで操作した内容はハードウェアに備え付けてある鍵盤でしか反映されず、MIDI経由で遠隔操作すると音色バンクへ1番最初に登録されてる音色しか鳴らないヤツがあったのよね
んで現代のシンセってハードであれソフトであれ表示と操作と結果を紐付けるUIが一般的なので、こんな古臭い振る舞いさせてる意味がボクにはちょっとわからん
いやMIDIで多くのシンセを同調させてパフォーマンスするみたいなライブパフォーマンス層は表示と操作と結果が分離していて、分離されてるものを個別に設定したいという需要はあるのかも知れんけど、その需要はどう考えてもCT-1000Vの主要であるライトなユーザじゃないだろと