ネット上で話題になってたから読んでみたけど何か勘違いしてる人多くないかな?
単純に説明するとコレつまりは「いま現在知覚出来ているビックバン以降から発生した我々の宇宙を“プラスの時空”」として、その反対側にある「ビックバン以降から発生した“マイナスの時空”の宇宙」が存在するのではないか?という説だよ
ココで語られている時間の逆行とは、我々の宇宙がある時空から遠ざかっていく時空の存在が示唆、我々の宇宙から観測するとマイナス方向へ動く宇宙があるかも知れないってこと
つまりマイナス時空宇宙(仮称)から我々の宇宙を観測すると、我々のほうが遠ざかっていくように観測できるのだ
これ重力もそうなんだけど質量重心へ落下していくという解説を2次元モデルにすると質量重心へ落下しているように見えなくなるという誤解が生まれてしまいがちだったりするよね
エンタメSFで描かれがちなのは我々とは別の並行して進むプラス時空な並行宇宙があるというもの(最近流行りの異世界転生もコレ)
ただし、あえてマイナス時空をエンタメSFで描こうとしてもマイナス時空での主観上はプラス時空なので描くのが非常に難しい
理解としては我々から見たマイナス時空宇宙では4つの自然力が真逆であることが予測され、例えば電磁気力は我々の宇宙ではプラスのものがマイナスに、マイナスのものがプラスとして扱われている可能性があるみたいなことが起こってる
エンタメSFでこれを描くにはプラス時空とマイナス時空を比較しながら描くしか無いだろう