元営業としての観点から言えば、ニコンは単眼鏡、双眼鏡、望遠鏡で殿様商売してたツケが回ってきていると思う
この3製品の主要顧客は個人じゃなくて法人や組織(売上という意味ではなく強固な地盤を固めたシェアという意味で)
特に本邦法人や組織の運輸系でのシェアは圧倒的で、例えば本邦海運系企業で新しく船舶が就航すると3製品はほぼニコンという有様
航空系もそうだし、運輸系でなければ天文系や警察・軍事系至るまでニコンの単眼鏡、双眼鏡、望遠鏡を使ってる(ニコンは三菱系なのでお堅い業界に強いパイプを持ってる)
過酷な環境下で使われる傾向があるので壊れれば売れる、新しいの出せば売れるという商売形態だった
コロナ影響下でデジカメ事業の不振からニコンが選択したのはカメラ以外の光学機器拡販キャンペーン。つまり単眼鏡、双眼鏡、望遠鏡の拡販キャンペーンだ(半導体露光機も強くプッシュしてるけど)
今のニコンはまるでデリカとパジェロが売れまくって油断していた頃の三菱自動車の様を見ているかのよう(後にハイエースとプロボックスにやられる)