色々論文を読んでいたけれど、やっぱりストリーミング動画はYoutubeみたいなものと、YouTubeライブみたいなものと、ビデオチャットみたいなものは実装が大きく違うという結論を得た
実装が大きく違うことへコードが違うのは当たり前やろとかそういう話ではなく、設計段階よりも更に前の概念的な部分で大きく違う
例えばグループビデオチャットを想定してみると、発言している1人とそれを聴取している複数人をわけて考えた際に、聴取している複数人の再生同期性はあまり重要視されていなかったりする
これがYouTubeライブになると違う。YouTubeライブは配信されてくる動画がたとえ1分前に録画された大きくラグのある動画であっても(再生に支障がなければ)配信される動画を視聴している複数人に取ってはあまり問題にならない。問題になるのは視聴している複数人の再生時間が同期されていない場合だ
YouTubeライブは"現在"を視聴者間で共有するコンテンツなので、この現在にズレが生じるとユーザビリティが著しく下がるのだ
グループビデオチャットは参加者全員が"現在"を共有するのでレスポンスが重要