【Linux × Raspberry Piで使うプログラミング言語あれこれ】
○C言語
歴史があってプログラミング学習の基礎として長らく用いられてきたので情報量が多い。C言語で動かすことが前提のマイコンなどの電子工作部品が膨大に存在するし、ハードウェアを認識させているドライバはたいていC言語で書かれている。
プログラマたちの会話の中で「C言語風の言い回し」などによってプログラミングにおいて共通認識を得るための共通語としても使われている。
○シェルスクリプト(bash、dash、tcsh、fish、zshなどなど)
Windowsで言うところのバッチファイルを書くためのスクリプト言語で、コレ覚えておけばぶっちゃけ大抵のシチュエーションでC言語などを書かなくてもRaspberry Piで遊べる。
POSIXなUNIXライクOSで汎用的に使えて便利だが欠点は動作が遅いこと。ただRaspberry Piで遊ぶ程度なら問題になることは殆ど無いはず。
摩訶不思議な秘伝のタレ化したシェルスクリプトは御社のサーバで今日も元気に働いている。手を出すとロクなことにならないのでそっとしておこう。
○Ruby言語
日本製のスクリプト言語として話題となりmacOSにも採用されてしまった実績がある。日本製ということもあり新しめのプログラミング言語でありながら日本語情報が多いのは心強い。
Ruby on Railsの流行からか日本のWeb界隈ではシェルスクリプト代わりに利用されるのを見掛けることがある。
Raspberry Piでもシェルスクリプト代わりに使われているのをたまに見る。
○Python言語
昨今は何でもPythonで耳タコ状態だが、その人気も相まって便利なライブラリが非常に多い(C言語のライブラリ数には劣るけど)。
誰が書いてもだいたい同じような書き方になるのでコードの読みやすいというよりも共通認識が取りやすい。海外ではシェルスクリプト代わりにも使われることがある。
Raspberry Piでもシェルスクリプト代わりに使われているのをたまに見る。