【Fediverse意識調査のデータを再利用し考察や別調査へ活用される方へ】
一応、調査報告の記事でも言及したけれど、アンケートを多数決として利用するのは危険極まりない考えだと強く警告する。
例えば、Pleromaはローカルタイムラインを必要でないと考えるユーザが多いという結果を得たが、裏を返せば3割を超える人がローカルタイムラインを必要であると考えていることになる。3割は比率として非常に大きい。
この調査結果のデータの着目すべき点は「Aと回答した者がBではどういう回答の傾向を示したか」というものであり、決して「多数意見こそが正義である」と示すものではない。
多数決を採用するには回答の要素が2つのみであるという条件が必要だ。そしてそれは選挙などの投票であってアンケートではないことに深い理解が必要なのだ。
誤ったデータの利用は自身を滅ぼしかねないので取り扱いには注意すべきである。