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まぁそうだろうなと

現在の基軸通貨は米ドル、EUユーロ、日本円、中国元の4つ。これら4つは国際取引に使われるティア1通貨と考えて良い

ティア1通貨は頻繁かつ大量、そして重要な製品の取引に使われ、まぁ早い話が主に原油の取引で利用される(原油だけじゃないけど)

つまり言い換えてみれば原油を購入する際ティア1通貨でなければ取引できない可能性が高い(取引できることもある)ので、ティア1通貨でない国々はティア1通貨を外貨準備という枠組みで持っていなければならないわけだ

するとどうなるかと言えば自国通貨がティア1通貨でない国々はティア1通貨を求めるあまり、あらゆる国際取引でティア1通貨での取引を要求する

現在はそんな状況だがココへLibraが登場すると、これまで国際競争力がなかった通貨(=値動きの激しい通貨)とLibraは直接競合することとなる

ティア1通貨国以外での国々で為替恐慌が起きる可能性が高い

G20閉幕、Facebook「リブラ」潰し鮮明に itmedia.co.jp/news/articles/19

· · SubwayTooter · 1 · 3 · 4

各国は自国通貨の発行権を持っている

それによって自国通貨の価値をコントロールするというのが現在の基本的考えだが、Libraは各国通貨に合わせ自国通貨と同価値のLibraコインを発行できてしまうのだ

つまり各国政府がコントロールしようにもLibraという要素があるため自国通貨の正確な価値の判断が難しくなってしまう

更にはLibraがダークサイドへ落ち、制限なくLibraコインを発行した際、Libraが保有するリアルマネー準備高が不足したことが露呈すると、その瞬間から準備高が不足するリアルマネーは暴落することとなる

言ってしまえば金融詐欺における「ポンジ・スキーム」をLibraは広範囲にわたってやろうと思えば出来るので、ただでさえ不安定なティア1通貨以外の通貨国が懸念どころでなく恐怖するのは当然のこと

小国が恐怖するのは当然であり、大国もそれまで投資した小国の経済基盤が揺らぐと損をしてしまうためLibraは拒否せざる得ないというのが現状

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グルドン

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