OLYMPUS PEN E-PL10はPENシリーズのモダンスペック完成形なのではないだろうか
動画機能は4K(3840 × 2160)、30FPS、ボディ内手ブレ補正(3段)、フリップ式液晶(下方向フリップ)、タイムラプス(5FPS)など
静止画機能は4608 × 3456、メカシャッター最速1/4000、電子シャッター:1/16000、電子先幕シャッター1/320、連射最速8.6コマ/秒、AF測距点121点、瞳AF、HDR合成など
サイズ感は117.1mm x 68mm x 39mm、重量約380g(比較RX100M7 : 101.6mm x 58.1mm x 42.8mm 302g / α6400 : 120.0mm x 66.9mm x 59.7mm 359g)
一眼レフデザインの延長線上にあるキヤノンやニコン、ソリッドな印象のあるソニー、レトロが香る富士フイルムなどにはない、宝飾品としても評価ができる唯一無二のスタイルのPEN
http://www.macotakara.jp/blog/digital_camera/entry-38633.html
ちょっと残念なのは前作E-PL9からマイナーチェンジ程度の変更に留まっている点
唯一無二のスタイルから「カメラ女子」というミームを生み出したOLYMPUS PENは現在でも一定のファンが居るものの「スペックが周回遅れ」という声も少なくなかった
事実、前述したがマイナーチェンジであり前作の基本性能からほぼ変わっておらず、昨今流行のスローモーション動画撮影くらいは1080p対応して欲しかった
ボディもE-PL9から変更されておらず「グリップが浅くてホールド感が悪い」というのは引き継いでいるが、この点については「解釈の違い・想定ユーザ層の違いでは無いだろうか?」という考え方を提起したい
OLYMPUS PENが想定している主要ユーザ層は男性よりも手が小さい女性であり、女性は爪に関してこだわっていることが男性よりも多い
α6400のような小型でありながらも深いグリップはむしろホールド感が悪くなってしまうのではないか?という想定ができる
カメラは写りが大事であるのはもちろんだが、やはり所有感も大事なのでOLYMPUSにはPENシリーズを今後とも頑張って欲しい