セブンイレブンポイントカード 平成コンビニ史
nanacoの前身には北海道地区のみで運用されていたセブンイレブンポイントカードがある
北海道のみでセブンイレブンポイントカードが運用された理由は、北海道で圧倒的シェアを誇るコンビニチェーンであるセイコーマートがセイコーマートクラブカードというポイントカードを運用していたから
当時の北海道セブンイレブンはセイコーマートからボッコボコにされており、セイコーマートが始めたものは何でもパクるという後追いの状況だった
セイコーマートは比較的早期に弁当惣菜から合成着色料・保存料の削減やプライベートブランド商品の開発、店内調理の導入、野菜の販売など当時のコンビニとしては革新的な施策を次々と行っていた
セブンイレブンはセイコーマートの強さはリピーターを生むクラブカードにあると考え、セブンイレブンポイントカードを導入するに至った
ちなみにセイコーマートは北海道人口カバー率99%を突破しており、普通は出店をためらう物凄い僻地にセイコーマートが出店していることがよくある(※たいていの場合は元々地域の個人商店がセイコーマート化する)