エレクトロニクスとサブカルチャーの交差点
現在の日本のいわゆる「オタク」というカテゴリは出自が2系統あって、一般的にイメージされやすい「サブカルチャー」に傾倒していた系統と、半ば吸収合併されてしまっている「エレクトロニクス」の系統が居た
その交差点がいわゆる「秋葉原」であって、エレクトロニクスに評価されていた電気街秋葉原には当然ながら、ゲーム機器の修理部品を入手したり、最新のA&V機器も揃っていた
サブカルチャーとテレビやラジオなどの地上波放送も重要なファクターで、一部の"濃い"ユーザは海外の放送を受信していたというのもサブカルチャーとエレクトロニクスが交差した遠因の1つだと思われる
こういうこともあり、例えば稀に年配の音楽好きが意外なほどアニメに詳しいということがあるけれども、電子楽器あたりから交差点を経由してサブカルチャーに流入していることがある