UV-EPROM(に限らずFlash ROMもEEPROMも)で消去とは0になった記憶素子を1にする作業の事を指します。なのでDPZの記事中にもありましたが全消しすると全てがFになる…というか全部1になってます。
まだ1のビットは0にすることができるので、実用性はともかくいわゆる上書きは可能です。&H55を&HAAにするみたいなのはだめですが、ジャンプ先アドレスを1バイト間違えちゃったみたいな時には使えます(もちろん使えない時もあります)。
あと記事中に当時の人はどうやって開発してたんだ的な疑問が出てますが、だいたい開発現場にはたくさんUV-EPROMがあるので消し終わってるやつに入れ替えるだけでしたね。そしてROM消しは新人の仕事だったり。
また、ROMエミュレータなる物もあって、ROMソケットにささってROMの振りをする開発機材もありました。RAMが載っててホストとつながってROMのデータをダウンロードして試す、みたいな。