大御所森川ジョージ先生、本気の物語論
https://x.com/WANPOWANWAN/status/1937772215573045534?t=HTutMhuP_h0-GUMyE2x3Sw&s=09
ああ、この意見はいいですね。
真面目に偉そうに言わせていただくとジークアクスのような形態の物語はとても難しいのです。
どんなにキャラを立てようと強い旧キャラの登場により全てかき消されるケースを何度も見てきました。
両雄並び立たせるのは極めて難しく苦労したと思います。
しかも1クールというスパンであの膨大な情報量を伝えきるのは不可能に近いです。
我々少年誌の作家は丁寧に伝えるということに重きを置きますが今作の場合はもはや共通語になりつつある「ガンダム」というキーワードの使用と観る人が考える余白を残すことでそれを完遂しています。
設定や心情表現はあえてなのだと思います。
自分がした説明してくれ的な指摘は本来無粋ですよね。
何より高次元のクオリティの画面ながら携わったスタッフの慟哭より楽しさが伝わってきたように感じます。素晴らしいことです。
余白は多すぎると混乱を招き、少なすぎると作者の思想の押しつけになります。
いつもその塩梅に悩みます。
ずいぶんと勉強させていただきました。