小沢健二とスチャダラパー「今夜はブギー・バック」の30年を語る - 音楽ナタリー
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小沢 そもそも「ブギー・バック」の歌の部分はバカっぽいディスコの曲名がどんどん出てくる内容なんだけど、それもイマイチ理解されてないみたいで。「Ultimate Breaks & Beats」にも入ってるロイ・エアーズの「The Boogie Back」って曲があって、その言葉がパワーがあるからタイトルになっただけで、要は“ディスコソングあるある”というか、ああいう曲って「ジューシー・フルーツ」とか「プッシー・キャット」とか言ってすぐエロい方向に持っていくよね、みたいな話だから。
Bose 小沢くん自身、最初笑っちゃって歌えなかったもんね。それくらい変な歌詞って感じだった。
小沢 本気で言ってるわけじゃないってことが意外と伝わってなくて驚くんだよね。「ブギー・バックは今聴くと女性観が古臭い」とか思うかもしれないけど、70年代のディスコの曲のタイトルばかりだから、むしろ90年代の自分らこそ当時「うわー古臭い! わら!」って思いながらやってたわけで