「オッペンハイマー」ようやく公開が決まり、C・ノーラン監督「日本の人に観てもらうことは正しい判断」(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース

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ノーラン監督は次のように答えた。
「この映画にずっと興味を持ち続けていた日本の方々に、ようやく観てもらえる機会が訪れてうれしく思います。同時に、(配給の)ユニバーサルがこの作品に関しての日本でのセンシティヴな感覚に留意し、注意深いアプローチを試みてくれたことに感謝します。『オッペンハイマー』は日本以外のすべての国で上映されました。その評判を聞いて、日本の人たちも観たいという思いを募らせ、こうして上映が決まったことは正しい判断だと感じます。来年(2024年)、そのチャンスを受け止めてください」

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オッペンハイマーのどこに惹かれ、その多層的な部分について、どのように向き合ったのか。核心的な質問に、彼はこう答えた。
「私は人間くさく、欠陥のあるキャラクターに惹かれ、映画の題材にしてきました。バットマンの映画を撮ったことは意外に思われるかもしれませんが、スーパーヒーローの中でバットマンは矛盾や葛藤を抱えた、最も“人間らしい”キャラクターです。そしてこれまで描いてきた主人公たちは、皆それぞれ違った側面を持っていました。オッペンハイマーに関しては、彼が公の場で発言したことと、本心からの行動が必ずしも一致していない部分に魅せられました。
原爆が使われたことについて彼は、自分の感情から一切の謝罪をしていません。決して言い訳をしなかったのです。

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