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佐久間宣行(テレビプロデューサー)×林士平(『少年ジャンプ+』編集者) 【仕事術からエンタメの未来まで】炎の20,000字対談! | CULTURE | UOMO | WEB UOMO

”総じて僕の場合は仲良くなり過ぎないようにしていますね。

林 芸人さんと?

佐久間 はい。それが決まりだと思います。つまらないときにお互いつまらないと言えるように。

林 それは本当にそうですね。

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人気編集者は作家によって自分のキャラが違うので一同に会したときにキャラに迷うというw

“ 僕も作家さんによって全部変えていますね。

佐久間 それは自分のやり方というよりも、作家さんのタイプに合わせて変えるということ?

林 そうです。人によっては一緒にプロットまで考えてくださいという方もいらっしゃいますし、面白いかつまらないかだけ教えてくれという方もいらっしゃいますし、本当にバラバラなんですね。だから、僕はまず聞くようにしています。「どんなふうに打ち合わせするのがやりやすいですか」って。それで、この人には厳しめに言ったほうがいいのかなとか、この人にはこういうアドバイスしたほうがいいのかなと対応を変えています。コロナ禍になってなくなったんですけど、それまでは新年会みたいな感じで作家さんを歓待するパーティーがあって。そこで先生方皆さん一堂に会するので、僕、キャラに迷うんですよね。人によって接し方がバラバラなので、どっちのキャラでいこうみたいな感じで。だから、早めに酔っぱらったフリをしていました(笑)。”

“――Netflixの話でちょっとお聞きしたいんですけど、すべてのエピソードを一気に配信するパターンと、毎週1話ずつ配信するパターンがありますけど、あれはどういう戦略なんですか?

佐久間 このソフトで2カ月にわたって会員でいてもらうことが大事なのか、それとも一気にキラーコンテンツにして残ってもらうのがいいのか、その違いだと思います。でも、サブスクは一挙配信だけじゃなくて、毎週提供するものに徐々に変わっていくんじゃないかな。たぶん昔のテレビの機能をサブスクは持とうとしていると思います。だから、そのうちやるんじゃないですかね、毎週のバラエティとか。

林 そっちのほうがファンが増えていく印象がありますよね。

佐久間 そうだと思います。2カ月金を払わなきゃいけないんだったら全部揃ってから観るという人が多いから、今は一気に配信するものがメインだったりするけど、たぶん徐々に連載というスタイルを各サブスク会社が取っていくんじゃないですかね。”

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グルドン

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