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ライト&マジック6話。「アビス」「ターミネーター2」から「ジュラシックパーク」へ。ジュラシックパークでは当初はコマ撮りや特撮中心でCGを使わない予定だった。しかしCGチームがこっそり動くティラノサウルスのCGを作り、監督に奇襲的に観せてCGを使うことを決定させた話が好き。
ジュラシックパークのCG恐竜の成功を経て、満を辞してスターウォーズep1へ。ジョージルーカスの第2の革命は、新三部作で、ソニーにデジタルシネマカメラ、パナビジョンに専用のレンズを作らせて全編デジタル撮影を実現し、同じく専用プロジェクターを作らせてデジタル上映、デジタル編集も整備したこと。
「マンダロリアン」ではグリーンバックではなく180度スクリーンに囲まれたセットで背景に高精細の映像を映して撮影していたんだとな。その反面、宇宙船を精密な模型で作りモーションカメラで撮影というep4さながらの撮影もしている。マンダロリアン、もう一回観たくなってきた。
コマ撮りの魔術師フィル・ティペットはティラノサウルスのCGを観て、仕事がなくなるのが確定し「絶滅した気分だ」と答え、数日寝込んだ。だが彼はCG恐竜の演技をつけたり、テスト用にコマ撮りを作ることで協力した。ジュラシックパークは、CG一辺倒ではなく、技術が極まったアニマトロニクスなどの特撮と新興のCG技術の「交差点」で、両方が効果的に使われている。そこがこの作品の好きなところ。