"筆者は、一般の総合週刊誌が頻繁に高齢者向けの特集を組むようになった影響も大きいのではないかと推測している。たとえば牧野の古巣である講談社の『週刊現代』を見ると、毎号のように高齢者向けの健康や若返り、お金の特集が組まれている。マキノ出版が世の中の流れに取り残されたというよりも、雑誌界全体が『壮快』『安心』化してきた結果、本家本元のマキノ出版が埋没してしまったのではないだろうか。"
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230404/se1/00m/020/015000c