"いちばん楽に稼ぐのは、権力の側でノンフィクションを書くことだという態度が、いま明らかに、新たな風潮となっています。権力の代弁としてのノンフィクションが成立してしまったのです。権力の暗部を暴くのではなく、権力の舞台裏を、権力の都合のいいように面白おかしく書くノンフィクションが、近年、次々と刊行されています。これは、ノンフィクション衰退の果てに起こりつつある現象だと思います。"
> 立花隆も女性週刊誌のライターだったことの意味…商業主義と志のはざまで、日本のノンフィクションはどこへ行く?《保阪正康寄稿》(保阪 正康) | 現代ビジネス | 講談社(4/4) https://gendai.media/articles/-/107880?page=4