https://biz-journal.jp/i/2019/03/post_26936_entry_2.html
大丈夫かなオリンパスカメラ
新社長の経営課題は、消化器内視鏡で高いシェアを持ちながら利益が低い体質を変えることだ。構造改革プラン「トランスフォーム・オリンパス」では、世界から優秀な人材を登用する新人事制度を導入し、医療機器事業を5部門から2部門に再編する。また、外科手術向けの腹腔鏡や関連製品に注力する。
デジカメ事業は低収益で、18年4~12月期に同事業の営業損益は131億円の赤字(前年同期は15億円の黒字)に落ち込んだ。株式市場では「経営に参加するバリューアクトは、デジカメ事業からの撤退や縮小を提案するのではないか」との見方が広がっている。
物言う株主を経営に参加させるオリンパスの“冒険”は、果たして成功を収めるのだろうか。