映画「メタモルフォーゼの縁側」観てきました。
https://metamor-movie.jp
「ボーイズラブ」という単語が強すぎて最初はオジサンには腰が引けちゃいましたが、「17歳と75歳が【共通の趣味】をきっかけに仲良くなっていくストーリー」というのは良く知ったグルドンの世界となんら変わらない姿で、好きなことを話す相手が居なかった寂しさと好きなことを好きなだけ共通言語を持った相手と大盛り上がりできる楽しさを知っている人には特に響くテーマなんじゃ無いかなぁと感じました。
芦田愛菜17歳と宮本信子77歳の演技力の凄さやら、劇伴の音楽を含めた全編イイ湯加減の塩梅やら、ほどよく街を切り取ったカメラワークやら。派手なところは無いかもしれないけどとても良くまとまった映画でした。
楽しいもの面白いものを見つけた喜びにはじまって、それを共有する喜び、一歩進んで創作の初期衝動だけでなく、創作を続けた先の喜びも欲張りに描かれているところも好ましく、主人公の変わっていく姿とそれに巻き込まれて好転していくまわりの人達の姿に思わず涙が出てしまいました。
(つづく)
@tue ねぇw
でも最後まで観て、なかなかしたたかなスタッフだと思いましたw
尺に合わせて原作いじってますが、違和感無いですし、原作へのリスペクトも感じました。
あとアトロクリスナーにはT字路sの使い方が面白いと思いますw