サンザイファンタジー8
ポッドキャストの力を手に入れる為、情報収集をしていた勇者ドリキン。
そんなドリキンの前に再びあの行商が現れた。
「ホッホ。勇者よ、散財はしておるかな?」
現れたのは、行商サミューズだった。
「勇者よ、アマゾンと言う行商には会ったか?・・そうか、まだ会ってないか。やつめ、どこに行った。もしや、ブラックキャットとトラブルに・・・。いや、勇者よ今のは聞かなかった事にしてくれ。さて、何か聞きたそうな顔をしておるの?」
勇者ドリキンは、ポッドキャストの力のことについて聞いてみた。
「ポッドキャストの力か、そうじゃの。Appleの祠と言うのがあってな、そこに行ってみるといい、良い散財が出来ると思うぞ。今回は私は良い品を持っておらん、またの機会じゃ。」
行商サミューズは情報だけをくれて、そのままどこかに行ってしまった。
勇者ドリキンは、魅力的な響きを感じるAppleの祠を目指した。
道中、サンフランの人々のゆとりのなさを感じた。
いつもなら、譲り合いが起きるはずの場所で危ない事にもあった。
これも、魔王リマショクの影響なのか。