サンザイファンタジー7
勇者ドリキンが、悩んでいたその時だった。
「あなたは、ドリキン?」
何者かがドリキンの名を呼んだ。振り向くと、そこにいたのは。
「やっぱり、ドリキンだったのね。」
そこには、盟友ユカがいた。
「ケントは、私の力では助けられなかった。バン、あいつは強い。ドリキン、散財の力の事聞いてるわ。でも今の散財力だけではバンには勝てない。」
勇者ドリキンは、深く悩んだ。どうすれば散財の力をさらに高める事ができるのか。
「ドリキン!思い当たる方法が一つあるの、ポッドキャストよ。あの力を手に入れば、道が開ける気がする。私は、ケントの封印を解く手がかりを探すわ。」
ポッドキャスト、それはドリキンの散財を、そして道筋を手助けしてくれる賢者の声が聞ける力。
人々はこう言う。【ポッドキャストは、散財の裏話が聞ける】と。
勇者ドリキンは、ポッドキャストの力を手に入れるため盟友ユカと別れ、再びサンフランの地を歩き出した。