もう一個警察的に引っかかるのは
「チタニウム」と言う言葉
「なんちゃイウム」と言うのは単一の元素を表すので、合金を使っている製品に「なんちゃらイウム」とつけるのに違和感を覚えます
「なんちゃらイウム合金」なら「なんちゃイウム基の合金」って解釈できるのですが、、
いつぞやのBSFMでクロムとクロミウムの関係について語っていましたが、だいたいあってます
クロミウム=単一元素を表し
それを使った材質がクロム(クロム合金)となります
クロムはだいたいメッキ(硬質クロムメッキ等)に使うか、合金を作る時の添加元素として利用されます
工具のクロム-バナジウム合金(クロバナ)も本来はクロミウム-バナジウム合金と表記するのが正しいのでは?と(商標かもしれませんね
身近なところではステンレスの不動態膜が酸化クロムです
添加元素であるクロムが酸化して表面に存在する事で錆びにくくなってます
硝酸で酸化クロム以外の成分を溶かし、硝酸の酸化作用で残ったクロムが酸化クロムに変わって保護膜の役割を果たします