新海誠監督は、自然というのは操れないもんだってことと同時に、操れると勘違いした人類を描いてた

何処かで歪みが起きても見て見ぬふりをして生活する大人たちと、世界を変えてでも生き抜きたいと願う主人公

きっと両者は分かり合えないし、そうでいいと思ってる

その狭間の小栗旬と分かろうとする平泉成がとても良かった
あの神社にいくシーンの凪らには感動

言うほど本田翼は気にならない

倍賞千恵子の台詞(もとに戻っただけ)が自然を操ったと勘違いした人々へのアンチテーゼかな？

君の名はでは脈々と続くタイムスリップを描いてたけども、今回のも続いてきた描写があった

歴史と観測、そりゃ歴史が勝つ

歴史を知らずに過ごす人々の畏怖のなさはやっぱり印象的

いつも新海誠監督作品にはオブラートに包んだ中に相当考え込まれた物語がある
そこに気付けるかという挑戦状のような気がする

やっぱりこの世界は狂ってる
凄く印象に残った