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減裂思考とは思考過程が意味のある結びつきを欠ている場合をいう。ドイツ語圏の精神医学では身体因性精神障害で背景に意識混濁がある場合は散乱思考、軽度の場合は連合弛緩とよび、話がまとまらない程度のこともある。ごく軽度の連合弛緩は、細かい指示を与えずに一定時間患者に自由に話させることで見いだされる。

減裂思考が高度になると短い言葉や文章が並ぶだけの言葉のサラダと呼ばれる状態になる。
連行弛緩や言葉のサラダという言葉は通常、統合失調症の思考過程に用いる。

【言葉のサラダ】
「具合はいかがですか」
「今日は、食事、神様、私は緑、晴れ!」

上島国利他編:精神医学テキスト改訂第4版 南江堂 2017年

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