昔アナログ時代、アメリカ録音は音が良い、国内録音は音が悪いとよく言われていました。
それはアメリカは「録音機材が最新だから」と言われていたのが通説だったのですが、ギタリストのチャーが初めてのアメリカ録音を体験した時のインタビューで、日本とアメリカの録音エンジニアの違いを、アメリカは「ちょっとぐらい歪んだってかまわないや」という感じで録音レベルをビンビンに上げまくりで録音すると語っていました。
歪んじゃダメと録音レベルを上げられない日本人エンジニアとまずここで音のレンジ差が生まれるだなとアメリカ録音の音の良さを理解しました。機材の違いも多少はあるのでしょうが、チャーの言葉が一番的を得てる気がします。