海外ドラマ「SHOGUN」が凄い
本作はアカデミー賞も余裕で入るであろう大作だと直感的に感じる。
ジェームズ・クラヴェルによって書かれた歴史小説が原作。
海外の作品、海外の製作ということで、最初はちんぷんかんぷんな日本が描かれると思い自分自身避けていた。
大河も歴史ものも自分はあまり好きではない。
ところがこの作品、出演する真田広之がプロデューサとして活動しているので、日本を表現する緻密さが凄い。
役者一人、木や石畳一つとっても違和感がまったくない。
主人公はイギリス人ということで、リアルな1600年の日本の中で浮き彫りになっていく文化・精神性の違いも興味深く映る。
ストーリーとしては、ポルトガルを主とするカトリックの黒い動きと、それに対抗するプロテスタントの主人公、その間で揺れ動く日本を描いているので、単なる大河に留まらず、世界規模のスケール感で圧倒される。
本作は映画評論のRotten Tomatoesで驚異の100%評価、ゲームオブスローンズ以来の大作と言われています。
正直、これを見ない理由はない。
ドラマは数多く出れど、ここまでの大作は中々にお目にかかれない。お勧めです