今日はJune Nineteenthを略してJuneteenthというアメリカ合衆国の記念日。
1619年のヴァージニア州へ強制的に労働力として連れてこられたアフリカ人から始まった約250年続いた奴隷制度が、アメリカ全土で名実ともに終わったとして、49の州で祭日と指定されています。実は解放宣言書がリンカーンから公布されてから、合衆国を既に脱退していたメキシコ国境のテキサス州で奴隷制度がなくなる1865年6月19日まで、まる2年掛かったそうです。
始まりから400年。先日George Floyd事件が起きた通り、人種差別の問題はいまだに解決されていません。法の元で平等でも、人々の心を完全に変えるには150年では足りないようです。それでも毎年、人類平等について消化するに時間を作る事が、恒久的な問題解決につながる事でしょう。
私は人生で初めて、祭日について調べることになりました。まだ三時間ほどですが、人間が抱えている問題を認識したこととなります。この歴史はアメリカ領土での出来事ですが、アジアでも類似している問題が残っているに違いありません。今日の後半は日本を中心として学びたいと思います。