シャープが9日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、最終損益が12億円の赤字（前年同期は55億円の黒字）だった。4〜6月期の最終損益としては16年8月に台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業の傘下に入ってから初の赤字となった。シャープは液晶パネル事業の行方に注目が集まる裏で家電事業の低空飛行が続く。液晶の「代役」を立てるめどはまだ立たない。最終損益は直近の市場予測平均（QUICKコンセンサス、23