私の感想。

個人的に、信の配役は山崎賢人という点をかなり心配していましたが、「山崎賢人っぽさ」がほとんどなくて逆に驚いた。演技に抑揚がないのは漂の死に突き動かされて&そもそもの性格的にそんなもんかなと。他の配役も細かな点で気になるシーンはあれど、ちゃんとハマってたと思います（特に楊端和）。
剣劇アクションはどれも見応えあり。いちいち高く翔ぶなあとは思うけど、まあ初期の原作踏襲かなと。ただGoTっぽいというのは言い過ぎ（戦争のシーンがそもそもない）。

ストーリーは5巻前半あたりの王座奪還までを映画枠にうまく収めていたと思う。間延びもしないし、オリジナル展開もなかなか良い。気になったところといえば、ラスボスの変更、左慈の設定を追加してきたところくらいか。

総じて原作ファンとして不満のない出来で、続編制作にも期待してます。