ノロウイルスは中心部まで加熱することで死活すると言われているので紫外線の表面照射では不十分?
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ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。
ノロウイルスによる食中毒発生状況食品中のウイルスの制御のための食品衛生一般原則の適用に関するガイドライン CXG79-2012において、二枚貝の加熱調理でウイルスを失活させるには中心部が85~90℃で少なくとも90秒間の加熱が必要とされています
Q15 食品中のウイルスの活性を失わせるには、加熱処理が有効とききましたがどのようにすればよいですか?
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
紫外線照射水に浸けておくと不活効果がありそうだという報告もありました
しかし、ノロウイルスに対して紫外線照射は他のものに比べ長時間照射が必要だという調査結果も
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浄化試験では、給餌ありの場合では浄化効果については不明であった。無給餌の場合は、対照と比較して NV のコピー数が減少していることから UV に
よる浄化の効果が示唆されたが、46 時間浄化しても NV は残存していたため、長時間浄化の追跡が必要であると考えた。
イワガキのノロウイルス浄化方法に関する調査研究 - 鳥取県
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/782205/annual_report_vol47_1_1.pdf
その報告によれば FCV は下の表に示すように紫外線殺菌に対 して抵抗性が強く、不活化(殺菌)には大腸菌などと比べて長時間の照射が必要となります。一定量の FCV を 99.9%不活化(殺菌)するのに必要な紫外線露光量は 143.5(mW・sec/cm2 )でした。
Ⅵ 参考資料 - 東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/noro/files/shiryou.pdf