暫定的にCOVID19はBSL3扱い
国立感染症研究所内での新型コロナウイルス2019-nCoV(仮名)取り扱いについて
国立感染症研究所 バイオリスク管理委員会
2020年1月30日
以下のような所内ルールが取り決められましたのでお知らせします。 所内のバイオリスク管理委員会で議論した結果、当該ウイルスの所内での取り扱いについて以下の2点が決定された。
新型コロナウイルス2019-nCoVの病原体の取り扱いは、BSL3/ABSL3取り扱いとする。
新型コロナウイルス2019-nCoV感染疑い患者由来の臨床検体はBSL2取り扱いとする。
なお、本ウイルスは、病原性や伝搬性等で知見が蓄積中であり、本取り決めは暫定的な取り決めとする。また、新規ウイルスで知見が蓄積していないことを考慮し、曝露リスクを低減する追加対応をする。