Horikawa @Hori_kawa@mstdn.guru

僕自身、地方にはITで稼げる潜在的な機会がたくさんあると思ってて、例えば中小企業のセキュリティ装備であったり、小学生のプログラミング教育（アルゴリズム教育？）の義務化であったりと、地方の産業規模からすると大きめのやつがちらほら見つかるんだよね
だけど、これらが成功する可能性があるかと言われれば、正直言ってかなり低いだろうと思うんですよ。どれだけ着実なロードマップを描いて、事業予定を組み立てたとしても、まず銀行がお金を貸してくれないだろうなとは思うわけですよ

特に市中心部の産業が致命的に少ない山口市なんかは、IT産業の勃興を目指して起業支援等の手段を打ってるけど、それでも起業する人間はほとんどいないわけで
なぜなら、「TechはあるけどFinはしらない」とか、「FinはあるけどTechはしらない」という、日本独特の「文理分離型教育」があるからであって、IT技術を学んだとしても経営学を学べない、もしくはその逆が常態化していて、学生はそのどちらかしか学べないからだと思うんだよね

日本は基本給がそもそも低いのが問題、あと地方差別的な最低賃金の定め方も問題だと思うんだよね
確かに地方は物価が安い（山口より長崎のほうが物価安くてビビった）し、その分給与水準が低くても生活できるんだろうけど、都市社会の方が見た目の生活の質がいいし、何より企業が多く働き手が多いから、どうしても若者は大学を卒業すると、地域から都市部へと出ていってしまう